愛知県瀬戸市|尾張えびす

尾張えびす
2013年1月5日、愛知県瀬戸市駒前町の宝生寺にある尾張えびすの「初えびす大祭」が行われ、私も商売繁盛祈願の参詣に出かけました。前日の午後11時頃に到着したときにはまだお客さんは少なかったですが、午前零時近くになると急に参拝客の数が増え大盛況。味噌田楽や甘酒なども振る舞われ、みなさん楽しんでいる様子でした。

尾張えびすは出雲大社と美保神社の御分社だそうで、尾張えびす大黒社と看板にあります。出雲大社は、祭神は大国主大神。国造りの神、農業神、商業神、医療神、そして縁結びの神様としても知られています。美保神社は、えびす神としての商売繁盛の神徳のほか、漁業・海運の神、田の虫除けの神として信仰を集め、「鳴り物」の神様として楽器の奉納も多い。とのことです。尾張えびすは、えびす様と大黒様をお祀りした、多くのご利益がありそうなお社といえます。

午前零時きっかりに御札頒布や福熊手などの縁起物の販売が始まります。なんでも御札や福熊手を受けるのは早ければ早い方がご利益があるそうで、そのため午前零時の御神札授所前は縁起物を真っ先に受けようとするお客さんでごった返していました。今年一年、多くのみなさんが商売繁盛、そして地域や日本の景気回復が実現するといいですね。